ボランティア活動のご報告
日頃より、ホンダカーズ長野中央をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
当社は地域貢献のひとつとして長野県庁様とぽんすけ育成会様と連携をとり、
絶滅危惧種シナイモツゴ(愛称ぽんすけ)を守るための地域の里山保全活動に取り組んでいます。
このたび6月9日(日)に長野市篠ノ井にある信里地区にて田植えのボランティア活動を行ってまいりました。
前回は昨年10月に稲刈りをさせていただいたのですがそれから約半年が経ち、
今回はありがたいことにお客様にもご参加いただいての活動となりました。
お忙しい中ご参加いただきました皆さま、心から感謝申し上げます。
田植えは初体験の方も多く、田んぼの中に足を入れた時の泥の感覚に最初は皆さま驚いていらっしゃいました。
思っていたよりも泥の中は身動きがとりづらく隣同士助け合いながらの作業で
広い田んぼにひとつひとつ苗を植えながら、改めてお米作りの大変さを実感いたしました。
そして皆様のご協力のおかげで無事に田植えを終えることができました。
本当にありがとうございました!
普段なかなか味わうことのできない田植えでは、お子様は泥だらけになったり、珍しい虫を見つけたり、
もちろん本来の活動目的である「ぽんすけ」こと絶滅危惧種シナイモツゴの魚観察もあり、
ご参加いただいたお子様には少しでもお楽しみいただけましたら幸いです。
ホンダカーズ長野中央は今後ともぽんすけ育成会様と連携をとりながら
秋の収穫の時期に向けて定期的に活動してまいります。
今後もこのような機会がありましたらお知らせさせていただきますので
ぜひ皆さまのご参加お待ちしております!
「ぽんすけ」とは
1916年に宮城県品井沼から採集された個体を基にシナイモツゴと名付けられたコイ科の日本固有種です。長野市の南、茶臼山にある信里地区では昔からシナイモツゴのことを「ぽん」とよんで親しんできました。その「ぽん」はかつて関東・甲信越以北の平野部のため池で普通に見られた小さく地味な魚でしたが、 平野部では開発によりすむ場所がなくなり、里山のため池だけが彼らの避難場所となりました。 その後、ぽんは原風景に溶け込んで人々とともに歩み、今や里山を象徴する生き物の1つとなっています。