ボランティア活動のご報告
日頃より、ホンダカーズ長野中央をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
当社は地域貢献のひとつとして、新たなボランティア活動への取り組みを始めました。
長野県庁様と取引先企業様、ぽんすけ育成会様のご協力のもと、絶滅危惧種シナイモツゴ(愛称ぽんすけ)を守るための地域の里山保全ボランティア活動です。
ため池に生息する魚である「ぽんすけ」を守るためには、ため池を直接的に守るだけでなく、田んぼやその周辺の環境も含めて守る必要があります。つまり、ぽんすけを守ることは里山環境を守ることにつながります。そして、それはそこで農業をする人々も活動も支えることになります。
私たちホンダカーズ長野中央は、田植え、稲刈り、ため池のかいぼり作業を通して、ボランティア活動に取り組みます。10月10日、第1回の活動として弊社社員67名が参加し、長野市の南、茶臼山にある信里地区の田んぼの稲刈りを行いました。普段食べているお米がどれだけ大変な作業のもと、私たちに届いているかを知る機会にもなり、大変な作業でしたが楽しく活動することができました。これからも、ホンダカーズ長野中央は、引き続き活動を行ってまります。
「ぽんすけ」とは
1916年に宮城県品井沼から採集された個体を基にシナイモツゴと名付けられたコイ科の日本固有種です。長野市の南、茶臼山にある信里地区では昔からシナイモツゴのことを「ぽん」とよんで親しんできました。その「ぽん」はかつて関東・甲信越以北の平野部のため池で普通に見られた小さく地味な魚でしたが、 平野部では開発によりすむ場所がなくなり、里山のため池だけが彼らの避難場所となりました。 その後、ぽんは原風景に溶け込んで人々とともに歩み、今や里山を象徴する生き物の1つとなっています。